任天堂の倒し方知ってますか?
mixiではなくグリーの話
【経済インサイド】「任天堂の倒し方、知ってますよ」騒動の真相は…グリー田中社長の胸の内(1/3ページ) - 産経ニュース
記事の中で石島氏は、グリーの入社面接を受けに行った知人が「若い面接官」から「任天堂の倒し方、知らないでしょ? オレらはもう知ってますよ」と言われたと記している。
一応否定していますが、それっぽいことは言ってたんでしょうね。
スポーツとNFT
DNAもそうだけどなんでミクシィまでスポーツ、さらにNFTに絡むのやめてもらっていいですかね。
「DAZN MOMENTS」で提供するスポーツコンテンツは、すべて動画。NFTなので唯一性も担保されているし、静止画のコンテンツと比べてもかなりバリューアップしている。
中継映像の何が唯一性を担保するのか意味不明です。
個人専用切り抜きを販売してその試合は全部再放送、録画禁止にでもするのならわかるんですが、どう担保するんでしょうか。
例えばリアルタイムでNFTを発行し、ユーザーがそれを購入できるようになれば、さっき目の前で見たスーパープレイの興奮をNFTで持ち帰ることもできるようになります。いわば、興奮のお土産ですね。そういう体験ができれば「また観に行こう!」というモチベーションにつながると考えています。
タイムラインをその場で指定して帰ってから見るってことなんでしょうか。そもそも後からでもいつでも動画見れる今のストリーミングから完全に逆行しているわけで、コンテンツビジネスとして成り立っているんでしょうか。全体で見た場合に映像が流れる回数が減るということは新規のファンを増やす機会を失うということで、スポーツ界で見たら市場を縮小することになりかねない方法だと思います。
結局不便にしてプレミア感出して高値で売りつける方法にしか見えません。
スポーツ特化型NFTマーケットプレイスで、DAZN MOMENTS内に様々なスポーツジャンルのNFTコンテンツを提供予定。スーパープレーやメモリアルシーンの瞬間をNFTコンテンツとして提供するサービスです。
好きなクラブ、好きな選手を集め、動画ならではの好きな映像シーンを何度でも楽しむことができます。コンテンツにはそれぞれシリアルナンバーが記されており、Flowブロックチェーンに記録されます。
これ要するに切り抜きコレクションってことですよね。同じ場面を見るのに別途支払いを求めるとかNHKアーカイブと同じでただの二重取りです。
単純な切り抜きじゃなくてMAD作成と販売とかの二次創作を公式NFTでするとかならまだ創作性もあるし意味がありそうですが、コンテンツの再利用はかなり厳しそうです。
Youtubeの切り抜き動画に勝てないようなものをNFTで買う人メリットは転売目的以外には存在しないでしょう。
日本国内におけるNFTの今後の発展については、よりポップで若い人たちの間でしか受容されないようなカルチャー・ムーブメントが起こるんじゃないでしょうか。
<中略>
そしてたぶん、他の世代の方はその価値を理解できない(笑)。でも、それでいいんです。新しいカルチャーは、若い人たちの熱狂から生まれるものですから。
制限が厳しいスポーツでコンテンツをガチガチに縛って自社に利益誘導するような仕組みで新しいカルチャーが育つのは難しいでしょう。それこそCCCD*1の過去を思い出すべきです。
育成のための自由な枠組みが本当にできるのならいいのですが、以前書いたメタバースの話と同じでスポーツ(ゲーム)の本質に問題が出ないように、直接関係ない過度な金儲けの仕組みは入れないでほしいです。
*1:コピーコントロールCD:コピー制限を優先してCDプレーヤーで再生できないCDを販売して売れなくなったという本末転倒な行為