ちょっとだけ持ってるのでジャンク債関連についてメモ
PDFだけどハイイールド債についてまとまっている資料があった
フィディリティ投信株式会社 米国ハイ・イールド債券ハンドブック
1970年代に米国ハイ・イールド債券市場は作られました。
"ジャンク・ボンド・キング"と呼ばれたマイケル・ミルケン氏が、高い成長ポテンシャルを秘めながら、担保がなく信用力が低いとされた中小企業が発行する債券に分散投資することで、高い収益性が期待できることを発見したことがきっかけです。
債券の帝王 マイケル・ミルケンという人が無茶苦茶をしてジャンク債を回していたけど違法すれすれな行為もできなくなってきて成績は悪化していった様子。
ジャンクボンドは債券ながら、その返済能力は企業の存続や財務体質改善に依存し、株式とほぼ同様の動きを示します。業績が良くなれば、債務返済能力が高まり、債券価格も上昇し、逆も然りです。ミルケン氏は、債券がインサイダー取引の対象とならない法律のすきまを利用し、儲けるあらゆる手段を講じたのです。
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1970年代後半以降、ジャンクボンド市場は飛躍的な発展を遂げ、80年代前半にピークを迎えますが、85年に最高利益を更新したあと、急速に業績が悪化していきました。
マイケル・ミルケンはイグノーベル賞の初代受賞者。
確かにすごい発明で動かした額もすごいけどその後の混乱もすごかった様子。
受賞式には参加したんだろうか。
ECONOMICS: Michael Milken, titan of Wall Street and father of the junk bond, to whom the world is indebted.
経済学賞:マイケル・ミルケンはウォール街の巨人でジャンク債の父、世界中の人がお世話になった。
まあやばいやつだということは知ってたんだけど持ってないと見ないので「iシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債ETF(為替ヘッジあり)(1497)」をちょっとだけ打診買いしてた。
iシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債 ETF(為替ヘッジあり) | 東証マネ部!
ドル円がどこまで伸びるのかはわからないけどこの10年ぐらいでそのうち円高になるタイミングは来るだろうからヘッジあり銘柄を探していて目についたので買ってしまった。
まだ米金利が上がるわけだしFRBのQTが始まって債券売却に動いているから買うタイミングじゃないんだろうけど現時点では70枚14万円弱を保有。
配当狙いで持つべきではない銘柄だけど現状配当利回り4.5%ぐらいある。
コロナ前の水準に戻るタイミングはあるだろうから円高が来てある程度戻したら売ってしまいたい。
まあ大した額じゃないから持ち続けてもいいけど信託報酬が0.638%と結構高い上にヘッジのコストもかかるので長期間持つようなものでもない。
できれば5年以内ぐらいで売れたらいいなぁ
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