氷河期に渡されたのは氷のみだった*1
40で働く意味を考える
働く理由はいろいろありますが、多くの場合は生活のためになります。この年で単身だと育てる子供もおらず、もう人生の終わりも見えてきているというのが正直なところです。正直もうキャリアとかもうあんまり考えていません。
40代での転職
40代の転職市場が盛り上がってるとかいうのは、マネジメントができる層だけで、ワーカーは求められていません。
自身がそうですが、ゼネラリストのワーカーなんてその会社以外では何の役にも立たず、ワーカーなら若くて安いのがいっぱいいます。
大したスキルもなく、マネジメントもできない健康面で問題が出てきた40越えの中年を雇う会社なんてなかなか見つけられません。それでも年収を大きく下げていいなら転職は不可能ではないのですが、どんな転職でも職場と仕事に慣れるまでの負荷がそれなりにあることを考えたらどう考えても今の会社にしがみつく方が楽で収入も多く、年収を半分にしてまで転職したいとは思いません。*2
45歳定年説
どこかの非上場ウィスキーメーカーの社長が言っていましたが、45歳で会社を卒業して新たなチャレンジをするというのは、ポジティブに見ればまあ割と正しい事を言っていると思います。問題は、そんなポジティブなチャレンジができる人は言われなくても勝手にしているという点です。
ということは、そんなチャレンジもできない、会社にしがみつくしかない無能を追い出してしまいたいと言っているのだと邪推されるのは仕方無い事です。
退職金控除の優遇廃止
勤務期間が20年を超えると退職金は控除額が増えて手取りが増えます。この控除額が20年の優遇があるから転職しないんじゃないかという意味不明な理論で退職金控除額を減らそうとしています。
実際に努めて20年という事は大体45歳前後になります。会社としては無能な40代を金属20年を待たずにさっさと退職させると同時に、国は控除されなかった分の税金を余分に得られるという労働者以外は損をしない仕組みの導入を検討しています。
つまり中年の退職を国が後押ししているわけです。
40代でどう生きるか
さっさとFIREしてしまいたいところですが、正直まだFIREするには保有資産額が心もとありません。配当額300万円/年が当面の目標ですが、可能なら保有資産額1億円越えも狙いたいところです。しかし、現状の高配当投資では大勝することはできないため、時間をかけるか、博打を張るかのどちらかが必要になります。
博打を張るなら時間的リカバリーが利く若いうちにするべきだと思います。この年から投機で失敗した場合、取り返すことがかなり難しくなりますので、無理はしないで資産の積み増しをしながら進退を考えたいと思います。