賃貸、持ち家のどちらがいいかは永遠のテーマですが、今のところ、あみどは賃貸です。
賃貸で加入する住宅保険
賃貸契約時には、大家から保険への加入を求められます。
火災保険など、最低限加入しておくべき項目があるので、何らかの保険に加入することになります。特に準備していなければ、大家から指定された保険への加入を求められますが、この保険は自身で選んだ任意のものでもよく、より安い条件の保険に入ることで、費用を低減することが可能です。
基本的に住宅への保証金は1000万円を設定することが求められると思われますが、大家及び物件にもよると思います。
家財補償については契約者本人の家財のため、不要ならここを削ることで保険料を節約することが可能です。実際今自分は家財に360万円かかっていますが、仮にすべての家財が燃え尽きたとしても100万円いくのかも怪しいレベルですのでかなり過剰です。
今回の主題ではないので詳細は省きますが、この辺りは賃貸住宅保険とかでいろいろ調べていただければと思います。
特別賠償責任保険金
今回の主題は保険料の節約が主題ではなく、とある条項に関する内容になります。
最近賃貸の更新があったため、改めてその保険内容を見たのですが、その中で1点面白い記述がありました。
第14条第1項に規定する特別賠償責任保険
借用個室内で被保険者の死亡を直接の原因として生じた借用個室の汚染により、被保険者が貸主に対して損害賠償を負担したときにその賠償責任額を負担します
条文を確認したところ、被保険者死亡時の遺体による室内汚染を賠償するという条項でした。
この金額は設定する金額によって変わると思われますが、私の場合は50万円が設定されていました。要するに遺体の処理で50万円を上回らないのであれば、孤独死したとしても大家に直接的な損はないということになります。
現状は自然死でも事故物件にはなりますが、今後は自然死の場合は事故物件にはならないようになるはずです。*1
単身者は生きてるうちにお金を使おう
前に大家さんのために、死亡後の見舞金を置いておくという人の話を聞いたことがありますが、ほぼ間違いなく同じような保険で同じように賠償金保険がかかっています。
なので、単身の人は自分の金で自分の死体処理費用をすでに自分のお金で積み立てているので、別に大家さんに迷惑かけるからお詫びを置いておこうなんて考える必要はありません。
そんなお金があるのなら生きてるうちに自分のために使いましょう。もちろん遺産を残す相手がいるのなら、赤の他人の大家さんになんて残さず、全額を遺族に渡せるように遺書をしたためておきましょう。
もちろん大家さんに本当にお世話になって、個人的な付き合いがあるような昔ながらの付き合いがあるのなら、見舞金を残すのかはご自身で判断いただければいいかと思います。*2