今年のふるさと納税ができる期間もあと2か月を切りました。皆さんはもうふるさと納税枠は使い切れましたでしょうか。
ふるさと納税枠が決まらない
ふるさと納税の上限額がいまだに決まりません。普通に給料だけでも12月の賞与額がわからないためある程度の見込みでしか計算できません。
ここに所得税、住民税に影響がある給料以外の収入がある場合、さらにわからなくなります。
株式投資している人で一番影響が大きいのは、配当を総合課税で申告する場合になります。あとは暗号資産に投資している人は分離課税が選択肢になく、雑所得になるためふるさと納税枠は増えることになります。
以前、今年分の配当を総合課税にして節約した上にふるさと納税枠も増やそうとしていると書きました。
一般口座の売却益
しかし、ここでさらにややこしい要素が出てきました。
実はあみどは一部の銘柄は一般口座で保有しており、今後無職になった時の事を考えて在職中に一般口座保有株を一部売却して利益を出したためです。
特定口座での売却益は確定申告しなければ住民税の基準額に影響しませんが、一般口座での税金は分離課税ではないため、確定申告で支払うことになります。確定申告で売却益を申告した場合、翌年の住民税の基準額が増えることになるため、ふるさと納税での所得税、住民税の枠が増えることになります。
ふるさと納税は、主に住民税への割り当てなのですが、所得税にも割り当てがあります。この計算が非常にややこしく、以前自力での計算を試みましたが、完全に確定できずあきらめたことがあります。
さらに、年末で保有銘柄の損出しをした場合、また金額が変動することになります。
できる限りふるさと納税枠は使い切りたいので、仕方ないのでまた改めて計算しようかと思いますが、ある程度の計算で妥協すると思います。