当ブログではアルヒTOB記事がGoogle検索でまあまあヒットしたこともあって、アクセス数を稼いでいて11月になってもいまだに閲覧があるのですが、終わった後でも見る人いるんだなとか思っていました。
アルヒ(7198)のTOB延長
もう終わった事だからと思って放置していましたが、アルヒのTOBが11月11日まで延長になっていることに今更気づきました。
TOB延長の理由が、業績予想の下方修正と減配のお知らせに伴って公開買付届出書の訂正が入ったため、期間が延長されたとのことでした。なんと配当見込みが通年60円から55円、期末配当が5円減って25円になるとのことです。
減配の理由
フラット35が売れなくなったからとの事。
低金利で銀行間での変動金利競争が激しいとのことですが、それ以前に物件価格が上がりすぎて新規に固定金利でローンを組む人が減ってきたのが原因です。
現状不動産価格が下がるかは不透明で、物価高による可処分所得の減少や、住宅ローン減税の削減などによってローンを組める余裕がある人が減少しているため新規ローンを組める人が増えない限り、現在の事業形態のままでは業績が改善する見込みはなさそうです。
減配のアルヒ株の対応
今からTOBに応じるのはもう申し込み手続きが間に合いませんので、取れる選択肢はそのままホールドするか、11日までに市場で売却するかの2つになります。
TOB終了と同時に業績減に合わせて株価は下がるはずです。今後も増配の見込みは薄いと見るなら11日までに売却してしまう方がいいのかもしれません。TOB終了後の14日からはTOB発表前の1000円前後まで下落する可能性も考えられます。
私は100株しか持っていないので、とりあえずこのままホールドするつもりですが、建玉が多い人はある程度は売却しておいた方がいいかもしれません。