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2023年3月の収支と4月の方針

ここ最近今月のまとめしか書いていません。

今月はなかなかひどい状況になりました

配当

2023年3月末時点の配当見込み額

先月末から+31,671円となりました。

ETFREIT系の見込み額見直しで少し増えたのと、買い増しでは IS米HY社債ヘッジ<1497>の追加、新規に NF日経高配当50<1489>を4枚だけ買っています。権利落ちHY債は4月10日(月)、高配当ETFは4月6日(木)なので、3月配当銘柄と同じタイミングでは下落していません。

商社株は権利落ち後もそれほど下落しなかったため結局買えていません。

資産総額

2023年3月末時点の株式の保有時価総額

グラフは現物のみですが、現金、投信合わせて先月から-4,516,312円と大幅に下落しました。

2023年からの累計では、ギリギリプラスを維持できていますが、最高値の時からの下落幅は-850万円を超えたタイミングもありました。

3月10日(金)のシリコンバレーバンクの破綻から15日(水)のクレディスイス信用不安、この土日から翌20日(月)の朝ギリギリまででUBSによるクレディスイス買収が無理矢理まとめられました。

さらに24日(金)のEU時間にドイツ銀行不安からさらに銀行株は下落。

見てのとおり銀行株の比率が高いポートフォリオなので下落額が大きく、結局売買をしていないため単純に資金が減るだけになりました。

その後はある程度信用不安が収まった感じの流れになり、ハイテクが復権してきて株価は上昇、日経平均も2.8万円を回復しましたが、銀行株は一時の高値までは戻せませんでした。

3月配当の銘柄が多いため、配当額分の下落は想定していましたが、結局その後の2日で下落分をカバーしてむしろ上げる形になり、年初からのトータルはギリギリプラスで終わることができました。

4月以降の方針

先月の時点では個別の商社株を権利落ち後に買うつもりでしたが見送っています。

結局のところ、個別を保有することによる労力と心労を考えて、なるべく手間の少ないものに移行したいという考えから、3月に初めて NF日経高配当50<1489>を購入しています。

内容は商社と船舶以外は手持ちの銘柄と似たようなものなので、現状のポートフォリオから分散になるわけはなく、信託手数料で0.2%程度減額さるためコスト的には問題がありますが、銘柄の入れ替えを自動で実施してもらえるので、特定銘柄で問題が出てもカバーしやすいはずです。

結局のところ基本的にはバイアンドホールドの方針は変わりませんが、来年からは新NISAが始まります。それに合わせて一般口座銘柄の入れ替えを今年から進めていければいいんですが、売るタイミングがわからないのが正直なところです。

ブログの方針

最近はAIの発展がすごくなってきて、検索の存在価値が下がってきています。

ブログの文章だって自動生成できるとなると、そもそもブログを読まずにAIに聞けばよいため文章をわざわざ生成する意味がなくなってきます。

とは言っても意図した文章を作成したりコンテンツとして整える手間はまだ人間が必要なため全く不要になるという訳ではありませんが、より有用や情報を得る方法としてブログの価値は下がる一方でしょう。

基本的にはこのブログは自身の活動記録や、日記の延長的なものとしては継続しますが、GoogleAdsenceでの報酬については頑張ろうという気はほぼありません。*1

とは言っても今後の状況次第ではあります。

*1:もちろん報酬が得られるのなら欲しいですけど

2023年2月の収支と3月の方針

2023年2月末時点の配当見込み額

全然動いていませんがなぜか増えていました。

Twitterを使いだしてからブログ記事を書くのが減ってしまい、先月の収支報告以来の1カ月ぶりの更新になってしまいました。

配当

先月末からは+7680円となりました。

昨年末に買った住友化学<4005>とTOYOTAIYA<5105>が減配のため見込み額を減額。

増えた配当は買い増ししたINPEX<1605>とIS米HY社債ヘッジ<1497>の分になります。

 

資産総額

2023年2月末時点の株式の保有時価総額

現金込みで先月末から+2,243,567円となりました。

なお、このグラフは現物株のみで、現金と投資信託は含んでいません。

ぶっちゃけ特に何もしていませんが、結局先月と同様に銀行を中心とした高配当株の株価がかなり伸びました。

退職金見込みを加えれば、瞬間的に1億円に届いた時が1日だけありましたがすぐに株価が下落してしまいました。

退職金抜きでちゃんと1億円になるには当初想定していたペースだとまだ2年弱は必要なんですが、去年と同じような伸びなら今年で到達しそうではあります。

3月以降の方針

3月は権利落ち銘柄が多いので、月末時点では手持ち資産は大きく減額されるはずです。その分6月には配当として入ってくるので、そこまでは辛抱でしょうか。

3月の権利付き最終日は29日(月)、権利落ち日は30日(火)となりますので、下落した銘柄で拾えそうなものがあれば積極的に買いたいと考えています。

以前から買い増しできていない商社株が欲しいところではあるのですが、三菱商事<8058>だと1単元50万円近くするので手元資金が微妙なところです。

確定申告

配当を総合課税で申告すると住民税の基準となる所得割額が増加して、翌年の住民税が増えることになります。

本来であれば住民税を申告しないを利用すれば翌年の住民税には計算されないのですが、一般口座での売却があるせいで税金の計算がややこしいです。

そのため、今年分だけではなく来年の住民税の計算をしているのですが、税額控除の計算がどうやっても合いません。

仮に控除が0円だとしてもおそらく総合課税で申告した方が得な感じなのですが、分離課税で申告した方がわかりやすくはあります。

住民税を申告しないは今回の確定申告で終わりですので、来年以降は総合課税での申告は不利になる可能性が高くなります。

自身の無計画さによってせっかくの特典が利用できないのは非常に悔しいですが、反省して次はもっとうまく立ち回れるようにしたいです。

2023年1月の収支と2月の方針

2023年1月末時点の配当見込み額

そんなに動いてなかったと思っていましたが、割と買い増ししていました。

配当

先月末からは+37102円となりました。

増えた要因として、配当目的の積水ハウス<1928>、三井住友トラストHD<8309>、優待の会員カード目的でイオン<8267>を新規で買いました。既存の銘柄では三菱HCキャピタル<8593>、IS米国債20年ヘッジ<2621>を少し買い増ししています。

初月にもかかわらずいきなり100万円も買い増ししています。どう考えてもこのペースで買い続けることはできないので、今後ある程度ポジションをたたむか、買うのを抑えるか、信用で値幅を取りに行くかの対応が必要になりそうです。

資産総額

2023年1月末時点の保有時価総額

現金も込みで先月末から+2838611円増加となります。

とはいっても銀行株の評価額が増えただけで、売却での確定益はありません。

昨年の10月頃から日銀の金利上昇の思惑から銀行株の伸びがすごく、その流れが1月も続いた形です。短期的にはそろそろ限界が見えてる感じがありますが、長期的には政府と日銀の思惑から金利は上昇するしかない状態になっているため、銀行株はこのままホールドがいいかと思っています。

2月以降の方針

基本的にバイアンドホールドです。売買した方が利益が出せるタイミングはあるのですが、仕事の負担が増えたため、あまり相場がチェックできておらず、短期のポジションを持つのはメンタル的にしんどい状態です。ブログも全然更新できておらず、あんまり気力的にはよくない状態になってきています。

昨年末には米国株もと言っていたのですが、全然確認できていないためこのまま売買するぐらいならおとなしくオルカンかS&P500投信を買っておいた方が良さそうな状況です。

いつの間にか気が付いたら総資産が9千万をそこそこ超えてきたので、退職金を混みでなら年内に1億円を超える可能性がちょっと見えてきました。

とは言ってもFIREするならキャッシュフローのための配当の方が重要なので総額1億円を目指しつつも、配当見込みが300万円を超えられるように選別していきたいところです。

今後のリセッション、来年の新NISAを睨んで手元の資金はある程度動かせる状態を維持できるようにしようと思っています。

寝具と椅子はいいものを買うべき

やっとちゃんとした椅子を買いました。とはいっても届くのは1か月以上先ですけど。

Sylphy(シルフィー)シリーズ C68AZS-FMP3

どこの商品にするのかいろいろ探して迷ったのですが、結局オカムラのシルフィーという日本のビジネスチェアではおそらく一番数が出ていると思われる製品を選択しました。

こちらを選んだ理由は、会社で使っている椅子もオカムラのビジネスチェアの安い奴ですが、座り心地はかなり良いと感じていましたので、慣れている椅子の方がいいかと思い、グレードを上げたものを買うことにしました。

基本的に暑がりなので背面はメッシュを選択。座面はメッシュのコンテッサとも迷ったのですが、自宅だと薄着になるのでメッシュだと痛いかと思って普通のクッション座面を選択しました。

シルフィーを選択した理由としては前傾姿勢に対応している点もポイントです。

購入したサイト

kagg.jpというオフィス家具の通販サイトで購入しました

オフィス製品を取り扱っている通販サイトで、法人向けですが個人向けにも販売しています。

いろいろ見た限りでは、ビジネスチェアはAmazon楽天で雑に探すよりは、ビジネス用のショップの方が基本的には安いようでした。

後はここ以外でも対応はしていますが、ビジネスチェアは購入に合わせて椅子の引き取りサービスもしていることが多いのが個人的にはありがたいです。

今回買った商品は受注生産でメーカー直送のため1、2か月かかるとのことです。

せっかく買ったのに待たないとダメなのはさらに苦痛ですが仕方ないのでしばらく我慢が続きます。

元々使ってた椅子

とにかく安い椅子を探して、自分が買ったときは楽天で3380円(現在は4200円程度)だったオフィスチェアを購入して、1年半ほど使っていました。

この椅子はとにかく安いのですが、リクライニングは一切動かず、座面のクッション性が全くなく、サスペンションも一切動かないため、パイプ椅子に座っているのと大して変わらないような座り心地で、臀部が痛くなることが多々あり、クッションを買ってはさんだりいろいろ試しましたがもうそろそろ限界を感じたため買い替えることにしました。

椅子も寝具も1日のうちで使う時間が多いので、なるべく体に合ったいいものを使ったほうがいいです。

2022年株式取引収支まとめ 利益+1370万円

2022年の取引お疲れさまでした。

あみどは結果だけ見れば成績は良かったものの、反省点がいろいろある年でした。

2022年成績

2022年推移 青:株現物 オレンジ:現金

一部グラフには含まれていない銀行口座の金額がありますが大体こんな感じです。

  2021年 2022年 差額 増加率
総資産 7,200万円 8,950万円 +1,750万円 24.31%
利益額 1,570万円 2,940万円 +1,370万円 87.26%

利益額は入金を含まない、含み益を合わせた純利益です。

年1000万円とか増えたらいいなぁとか漠然と考えていましたがそれを大きく超える結果になりました。ただこれ今年はそれほど売買してないので、たまたま場の流れがよかっただけであんまり努力した結果という感じがしていません。

2021年との違い

短期の売買をほとんどしなかった

短期売買をする場合は、どうしても日中株価をにらんでおく形になるのと、持ち越した場合のストレス、売るタイミングの模索などで割とメンタルを消費するので、今年4月頃からは基本的にはバイアンドホールドの長期保有のみとしていました。

レバナスを去年買っていて、2月頃に利益があるうちにぶん投げられたのはまあよかった判断でした。

信用取引をしなかった

厳密には信用で出しておいてすぐに現引きとかはしていましたが、信用でデイトレやスイングをしませんでした。2021年以前はちょくちょく取引していましたが、前述のとおり短期売買がしんどかったので控えていました。

一般口座銘柄の整理

一般口座で保有している銘柄は確定申告が必須になるため、無職になった後で売却すると住民税や健康保険料の基準が上がってしまいます。

そのため、在職中に少しでも入れ替えようと思い、一般口座で保有していた銀行株の一部を売却しました。売るとしてもこの時に特定口座で買い替えすればよかったんですが、単純に売却しただけになったため、年末の銀行株値上がりのメリットが薄れてしまいました。

2022年反省すべき点

銀行株の上げについていけなかった

現時点でそこまでの必然性もないのに一部銀行株を売却してしまっています。結局何もしなければ総資産が9000万円を超えていました。かといってこれから銀行株を買い増すのかはまた状況を見つつ検討でしょうか。日銀総裁人事の前後でまたいろいろ動きそうではありますので4月までは注視していきたいところです。

毎月分配型ETFに手を出した

銀行株を売却した資金で、配当見込み額を増やす目的でGX優先証券<2866>東証QYLD<2865>東証XYLD<2868>を買ってみましたが、想定していたよりも分配金が少なく、現状は分配金に比べて株価の下落率の方が大きくなっており、米株下落が大きい現状このまま保有していても損が膨らむだけだと考え、1か月程度の保有で全部売却しました。

今後買いなおすかも考えましたが、これらの米国株指標の株価が上がるような状況ならレバナスの方がいいんじゃないかとも考えています。

2869:iFreeETF NASDAQ100レバレッジ | 東証マネ部!

11月にレバナスのETF東証に上場しており、投信のiFreeレバナスを指標とした商品ですが、経費が税込み0.825%で0.99%の投信よりも信託報酬が安くなっていますのでこちらはちょっと検討しています。

債権ETFの購入タイミングが良くなかった

ドル金利が下落することは確実なので、ドル高円安の150円タイミングから債権ETFを少しづつ買っていました。

しかしここにきてまたドル金利が上がってきたため、現在債券ETFは微妙に赤字に転落しています。一番底で大きく変えていればまだプラスだったと思いますが、買い始めと買い増しのタイミングがあまり良くなかったです。

それでもドル金利は絶対にいつかは下がるので、しばらくは塩漬けしつつ分配金を受け取るつもりです。

配当額

2022年末時点の配当見込み額

配当額の伸びは利益額と比べると大きくはありませんでした。

  2021年 2022年 差額 増加率
配当見込額 248万円 278万円 +30万円 12.10%

このうち、持ち続けられないことが確定している米債券ETFの分配金が9万円程度ありますので、これを除くと21万円しか増えていないことになります。

2022年配当受け取り額

2020-2022年配当受け取り額

実際に受け取った金額で見るとさらに差が小さくなります。

  2021年 2022年 差額 増加率
課税前金額  253万円  268万円 +15万円 5.93%

2021年は信用取引での信用配当落調整金があったため金額が大きくなっています。2022年は信用取引での持越しは一度もしていないため、受取金額の伸びが小さくなっています。

信用取引金利がかかるため長期に保有するのは基本的には向いていません。私が使っている楽天証券の場合、買方金利は2.8%もあるため、3%以上利益が出なければ金利だけで赤字になります。

2023年の方針

基本的には2022年と変わりはありません。高配当銘柄を確保していくのと合わせてインデックス投信の積立も実施します。

手持ちがほぼ日本株のため、分散する目的で2022年から投信の積立はオルカン日本除くを買い増ししています。現時点ではマイナスですが、投信は老後資金なのでこのまま継続的に積み立てていきます。

ドル円の動向を見つつ、状況に応じて米国株も検討してもいいかなとは思っています。

2024年新NISA

2024年からは新NISAが開始になりますので、どんな銘柄を買い入れるのか、資金と投入タイミングはどうするのかは検討してきます。基本的には投信積立10万円/月を実施しつつ、成長枠240万円/年を使い切りたいところです。

損失合算ができないことを考えるならおとなしくインデックスで全部埋める選択肢も悪くないと思っています。

2024年からはそのままオルカン日本除くを10万円にするのか、5万円は別のものを買うのかは来年時点での保有商品によって考えたいと思います。

コネクシオ<9422>TOBでノジマの子会社に

携帯販売大手のコネクシオがTOBノジマの子会社になることになりました。

TOB価格と期間

TOB価格は1911円。期間は来年の2023年2月9日との事。

現在伊藤忠が60%を保有しており、友好的TOBのため基本的に成立します。TOBに応じない少数株主はスクイーズアウトで強制買上を経て上場廃止になります。

TOB発表時の株価は1201円のため、2018年前後に買った人以外はほとんど利益になります。配当も含めれば損した人はいないんじゃないでしょうか。

コネクシオTOB発表前1201円

TOBにどう対処するか

期間もそんなにないのですぐに売るか、TOBに応じるかのどちらかになります。基本的に市場価格がTOB価格を超えることはないため、TOBに応じるのが一番高く買い取ってもらえます。

ただし、TOBに応じる場合、指定の証券口座(今回はみずほ証券)を開設して保有株を移動する必要があり、手続きは結構面倒なうえ、現金化に時間がかかる場合があります。

TOBに応じず、スクイーズアウトで強制決済にした場合、さらに現金化が遅れますので、そのまま放置して回収されるのを待つのはあんまりお勧めしません。

いろいろ手間を考慮するのならTOB価格に近い金額で市場で売却するのが一番楽だと思います。

コネクシオ・ノジマの将来

メインは携帯電話の販売会社事業で、10年以上前からそれほど大きく事業体系は変わっていません。当時は本社は恵比寿にありましたが、今確認したら神谷町に移動してるんですね。ドコモ、AUソフトバンクで担当が分かれていたりしましたが今でもそうなんでしょうか。

ノジマ@Niftyも買い取っており、通信系の販売でさらに強みを見せることができるようになるのかもしれません。正直ノジマはヤマダ、ビッグ、ヨドバシの3大家電量販店と比べると関東ローカルのマイナー枠でしかありませんが、最近は割と事業拡大が進んで存在感が出てきた感じがあります。

ノジマが今後伸びると思うなら親会社になるノジマの株を買うのも選択肢の一つです。

ただし配当はそんなに良くないので、高配当投資にはあんまり向いているとは言いづらいかと思います。

タツタ電線<5809>TOBの対応

最近ENEOSの株価をチェックしていましたところ、子会社のJX金属がタツタ電線TOBするとの開示が21日付で出ました。このTOBにはどうするべきか、どう対応する方が有利なのか、まとめておきたいと思います。

タツタ電線<5809>TOB

ENEOSホールディングス<5020>子会社のJX金属が、タツタ電線<5809>のTOBを発表しました。TOB価格は720円で、発表直前の株価は414円なので75%弱のプレミアがついています。

高値掴みした人は微妙に損ですがかなりの人がお得だと思われます。

タツタ電線<5809>長期チャート TOB発表時は414円

TOB発表翌日の対応

すでにタツタ電線の株を保有している人は、少なくとも2日待って、土日のうちに週明け以降に売却するのかを検討しましょう。

現時点でタツタ電線の株を保有していない人は、東証では500円未満のストップ値幅は80円ですので、少なくとも2日は上限に張り付くと思われますので、完全に自己責任ですが、比例配分でゲットできることを見込んで注文を出しておいてもいいかもしれません。運よく600円未満でゲットできれば儲けものです。

TOB時期は半年後

ただ、TOB開始が2023年6月とのことですので半年ありますので、TOBに応じるならそこまで株を保持ししておく必要がありますが、資金が完全にロックされた状態になります。早く資金を回転させたい人は、TOB価格より低くてもさっさと売却して別の株を買った方が資金効率はいいかもしれません。

理論上はTOB価格近くで張り付くはずですが、期間が長いとスクイーズアウトでの事実上退場の上場廃止を決定した日医工の様に株価が泳ぐ可能性は多少あります。完全に倒産株の値動きですが、36円スクイーズアウトなのに、一時240円まで上げた後、現在まだ120円で推移しています。

amid.hatenablog.jp

TOBに応じない場合

今回のTOBは完全子会社化を目標としているため、TOBが成立した場合、タツタ電線上場廃止になります。

そのため、先日のアルヒ<7198>の様に半分だけ買って子会社化するけど上場は維持する、といった形にはならないため、タツタ電線TOB成立時には、株は必ず手放すことになります。

amid.hatenablog.jp

結局どうするべきか

  1. そのままホールド
  2. 市場で売却
  3. TOBに応じてで売却

今回の場合、上場廃止が予定されているため、1.そのままホールドはTOB成立時は強制的に3.TOBに応じて売却に置き換えられてしまいます。

TOBが成立しないことにかけるなら保持し続ける選択肢が無いとは言えませんが、すでにJX金属側が3割以上株を保有しているため、敵対的買収という訳ではないので対抗するような企業が出てくることは考えづらいところです。

値段が付くと思われる26日(月)以降でさっさと売却して別の銘柄を探すか、どうしてもタツタ電線に思い入れがあるのであれば、親会社になるENEOSホールディングスの株を買うのはありだと思います。

私はNTTドコモTOB上場廃止の際は市場で売却し、その資金で日本電信電話<9432>を購入しており、高配当株にもかかわらず株価は1.5倍になっています。

タツタ電線はそれほど配当がいいわけでもないので、長期保有なら配当利回りが5%近くあるENEOSに乗り換えるのは検討してもいいかと思います。


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