働く意味を考える
改めて手持ちの資産を計算したところ、40半ばにして単身子無しならもう働かなくていいのではと思っていたりします。
普通の結婚をして普通に子供ができた普通の家庭なら子育てに数千万円は使うわけですが、そもそも普段から全くお金を使わず、生活保護並みの生活しかしていない身としては稼いでも使い道がないというのが正直なところです。
サラリーマンの生涯賃金
サラリーマンの生涯賃金はおおよそ2億~3億円ぐらいだといわれています。
2021年、エリア別の生涯賃金(生涯年収)が最も高かったのは、2億3,271万円の「関東」です。全体だけでなく、男性、女性の生涯賃金もそれぞれ2億5,530万円、1億8,415万円で全エリアトップでした。続く2位は「東海」(2億0,987万円)、3位は「関西」(2億0,485万円)です。
平均は上位数%程度が全体の数字を押し上げるので中央値はおそらく2億強程度だと思われます。
実際には若い時と稼げる年出稼ぎに差が出ますが、すごく適当に計算するとして平均すれば500万円/年とするなら40年働けば2億円になります。
つまり22歳から20年働いて42歳ならすでに1億円ぐらい稼いでることになるわけです。
非正規雇用の生涯賃金
ちょっとデータが古いけど非正規雇用の場合、男性で1億円弱とのことです。
平成27年度に厚生労働省が行った「賃金構造基本統計調査」によると、正社員とフリーター別の生涯賃金は以下のようになりました。
正社員 フリーター 男性 1億7801万2400円 9815万2400円 女性 1億3052万8400円 7692万7800円
なので40歳半まで普通にサラリーマンできていればこの時点でフリーターの生涯賃金は超えていることになります。
実際の40代半ばサラリーマンの累計賃金
自分は手元に5000万円残ってたわけで、おおよそ250万円/年は貯金してきた計算なんですが、意識して貯金してなかったから全然気にしてませんでした。
ざっくり計算すると生活費は15万円/月ぐらいで合計3000万円。
保険年金なんかの源泉徴収は130万円/年とするなら2600万円ぐらい支払ってるはず。
FIREすれば各種税金等の支払はほとんどなくなるので年200万ぐらいあれば生活はできそう。
まあ守るものがない身としては、最悪足りなくても生活保護受ければいいだけではあります。
でもまあせっかくコロナのおかげで配当収入がいい金額になったので、仕事の収入と合わせて資産を積み増したいという欲が最近出てきています。
若さは金で買えないんだからさっさとFIREした方がいいのはわかりますが、まだもう少し稼いでわかりやすい1億まで欲しいというのもあります。
仕事がやばくなって給料減額とかあったらあっさり辞められるのですが、現状そこまで悪くないから踏ん切りがつかないところです。